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皆さんこんにちは
ミッドアース工事部担当小早川です。
今回は石油給湯器について書いていきます。
石油給湯は灯油を熱源とした給湯器で、給湯能力が高く他の給湯器に比べランニングコストが安価なので寒冷地との相性が良いです。他の給湯器と比べ故障が少なく製品寿命が長いのも特徴です。
短所としては灯油を燃焼させるので匂いと、バーナーの作動音がします。また、燃料費が比較的安価ではありますが、原油価格の高騰により燃料費が高くなることもあります。
灯油を燃料としますので給湯器とは別に燃料タンクの設置も必要で、灯油の残量を確認する必用もあります。
余談ですが、ガス、灯油給湯器共に排気の熱を利用する潜熱回収型給湯器(エコジョーズ(ガス)、エコフィール(灯油))があります。従来なら熱効率80~85%ですが、高温の排気を利用することで95%と高い熱効率で利用できます。ただ構造上ドレン水が発生するためドレン配管が必要になり、ドレン水に窒素酸化物、灯油式の場合は硫黄酸化物が溶け込み酸性になるため中和器が搭載されていて、定期的な交換が必用です。
以上で給湯器については終了です。
次回はパッキン(シール材)について書いていこうと思います。